💬はじめに|その「数値」、意味をちゃんと理解できていますか?
「ジムでインボディ測ってるけど、何を見ればいいかわからない…」
「体脂肪が高いって言われたけど、そこまで太ってる実感がない…」
「筋肉量とか水分量とか、いろんな数字が出て混乱する」
そんなモヤモヤ、感じたことはありませんか?
30代〜50代になると、体型の変化や健康への不安がじわじわと出てきます。
でも、実際に何から始めればいいのか、正直わからないまま“数値だけ”を追いかけていませんか?
この記事では、医療現場×運動指導の両視点をもつ現役看護師が、
✅ インボディの「どの数値をどう読むべきか」
✅ 自分にとっての「適正な健康指標」
✅ 健康維持やボディメイクへの“具体的な活かし方”
をやさしく丁寧に解説します。
🔍インボディとは?体の“中身”を可視化する健康測定ツール
インボディとは、体の筋肉量・脂肪量・水分量などを電気で測定する医療機器です。
通常の体重やBMIとは違い、「体の構成バランス」をより正確に把握できるため、ジムやクリニックでも広く使われています。
特に30代〜50代男性にとって、インボディはただの体重計ではなく、
✔️ 将来の生活習慣病リスクの把握
✔️ 筋肉量の維持・増加の指標
✔️ 疲れにくい体づくりの羅針盤
として非常に有用なツールなのです。
📊インボディの見方を解説|見るべき5つのポイント
① 体脂肪率|20%超えてたら黄色信号
→ 男性の体脂肪率は15〜20%が健康的な目安。
20%を超えると【内臓脂肪型肥満】のリスクが高まり、
高血圧・糖尿病・脂質異常など“見えない病気”の温床になります。
② 骨格筋量(筋肉量)|「体重の◯%」ではなく“相対評価”で見る
筋トレ男子が気になる筋肉量。
ここは、体重だけで判断せず「部位ごとのバランス」が大事。
インボディでは「上半身・下半身・体幹」のバランスも表示されるため、
「脚が細い」「上半身に偏っている」なども見逃さずに!
③ 内臓脂肪レベル|見た目に出ない“隠れ肥満”の指標
お腹が出ていない人でも、数値で高めに出ている場合は要注意。
→ 運動不足+飲酒習慣+外食多めの方はチェックを!
④ 体水分量(TBW)|むくみや脱水のサインにも
インボディでは体の水分バランスも測定できます。
水分不足・むくみ傾向は、だるさ・疲労感・冷えの原因にもなるため、
「なんか最近調子悪いな」と感じる人はここも確認を。
⑤ 体型評価グラフ|数字より“形”で見るとわかりやすい
棒グラフで出る「筋肉量・脂肪量」の比較は、一目で自分の傾向がわかる優れもの。
→ 「筋肉型肥満」「標準型」「やせ型」など、視覚的に理解できるため、初心者でも◎。
💪インボディの活かし方|30〜50代男性の“戦略的健康づくり”
① 健康診断だけじゃ見えない“筋肉の貯金”を測る
年齢を重ねると、見た目に出ない「筋肉減少=サルコペニア予備軍」が進行します。
インボディは、筋肉量の減少や左右差、部位の弱化にも気づけるので、
「健康なのに疲れやすい・つまづきやすい」といった悩みの原因特定にも◎。
② 数字を追いすぎない|変化を見るツールとして使う
インボディは「結果」よりも「推移」で見るのがポイント。
週1・月1で測って、自分の生活やトレーニングの成果を【“見える化”】することで、
継続のモチベーションにもつながります。
③ “減らす数字”だけでなく“増やす数字”に注目を!
体重や体脂肪にばかり目が行きがちですが、
✔️ 骨格筋量
✔️ 体水分量
✔️ 基礎代謝量
など、「増えると健康になる数値」にも目を向けましょう。
🧴おすすめ!インボディ活用に役立つ+αアイテム
- 【筋肉維持サプリ】HMB・EAA・BCAA系
- 【ミネラル補給】マグネシウム&亜鉛サプリ
- 【タンパク質補給】プロテイン(無添加系)
- 【継続サポート】インボディ記録アプリ(紙でもOK!)
実際にこれらを摂取して、インボディがどう変わったのかを記録していたら、何が自分に一番あっているのかを理解することができます。
✅まとめ|数字を“読み解く”ことで、健康と体は変わる
✅ インボディは「ただの体重測定」ではなく、「体の未来予測」ツール
✅ 見るべきは体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪・水分バランス
✅ 数値に一喜一憂せず、“変化の流れ”を読むのがコツ
✅ 30〜50代の体と健康は、戦略的に「読み解いて、育てる」時代へ
「なんとなく測る」から「目的を持って活かす」へ。
インボディを“自分の健康スコア”として、今日から味方につけてみませんか?
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